雑記帳2007年1月・2月・3月分


3月20日     音楽のこと


 子供のエレクトーンの演奏発表会が18日(日)にありました。
実は半年ぐらい前に彼女はエレクトーンをやめると言い出し、それまでそういうふうな話をまったく聞いたことがなかった私は「えっ!急にどうして?」とびっくりしました。
「これ以上続けていても先がみえてるから」と返答した彼女。
この理由に私はしばらく絶句しました。
「それを言っちゃあ、お終いよォ」と渥美清演ずる寅さんのセリフが私の中でグルグル廻りましたよ…、みもふたもない理由じゃないですか…、それでいてこれを言われると取り付く島もないというか…。
「もうちょっと続けても悪くはないんじゃない?」と柔らか説得をしてみると、何故か当面は続ける気になったようでなんとかこの発表会時点でもまだ習い続けている状態です。

 振り返ってみれば本人が小学2年の終わりごろに習いたいと言うので習い初めたものなのですから、本人が止めると言えば「ああ、そうですか」と受けるのがいつもの私らしいのかもしれませんが、もうちょっと…という気持ちになったのはきっと私の音楽コンプレックスが影響しているのかもしれません。
恥ずかしい話ですが、音楽に関して私って全くセンスが無いんです。
音の聞き分けは勿論、リズム感も皆無と言っていいでしょう。
ですから、歌を歌うと物凄く音痴ですよ(笑)。
怖ろしいことに大人になるまで、世の多くの人は私と同じぐらいのレベルが大半だと思い込んでいたという…(^^;)。
別に音楽センスがないからといって生活には困らないけれど、あればあったでもっと楽しいことも多いんじゃないかと羨ましく思ったりはします。

 子供がいつエレクトーン教室を止めるのかは本人次第なので分かりませんが、きっと自分で決めた時が適期なんでしょう。
自分のことは自分で決めるのが一番ですもんね。

 土曜日の夜、放映されていることは知っていたものの一度も観たことがなかったNHKのドラマ「ハゲタカ」を終わりの15分程をチラリと観てしまいました。
こんな少しの時間だけ垣間見ただけなのに、このドラマとても面白そうな気がする!
こんなことなら最初から観たらよかったと後悔しながら次週は観るぞ!と意気込んでいると予告でその次週が最終回だと知りました。
…もう最終回なのか!…まあ、仕方ないですねぇ、最終回だけでもちゃんと観ることにします(笑)。

 「華麗なる一族」の最終回も我家の風呂タイムのせいでまたもや途中から観ることになりました。
最終回ということでもしやあの幻の巨大鯉将軍が再び姿を現してくれるのではと子供と期待していたのですが、ちょうど風呂から上った時間に、なんとタイムリーなことでしょう!あの広大な庭の池でキムタクに向かって泳いでくる鯉の場面を観てしまいました。
その前の展開が全然分かっていないのですが、キムタクが巨大鯉に向かって石をいくつも投げてましたよ。(なにがあったんだ〜^^;)
その後キムタクが自殺したり云々とドラマチックな展開の後、物語は終わるのですが、ちょうどラストのラストという場面に再びあの池が映し出されていて巨大鯉がプカリと仰向けに浮かんでいる姿が描かれていました。
「えっ!将軍!死んじゃってるよぉ!」と大いに驚きましたが、これってキムタクが亡くなったので鯉も死んでしまったということでしょうか?それとも北大路欣也を縛っていた先代の呪縛が無くなったという象徴的な演出?それともあの投げた石の当たり所が悪くてポックリ死んじゃったとか…(それだとスゴク笑えるけど…^_^;)。


 

3月8日     小泉孝太郎君のこと


 来週でドラマ「ハケンの品格」が最終回のようです。
現実離れといっていいような高スキルを身につけたスーパー派遣社員の主人公というのがカリカチュアが過ぎるという感も否めないながら、それはそれで毎週水戸黄門を見ているがごときカタルシスを感じさせる彼女の活躍には欠かせない設定なのかもしれません。
そういったスカッと感と共に、ハケンも大変だけど、正社員も大変だよという部分もこのところ描かれていて、その分物語に奥行きも出てきたように思います。
なんだかんだツッコミながらも毎週楽しみに観ていますから。

 実はこの頃ドラマの主要人物の一人を演じている小泉孝太郎君に好感を持っています。
このドラマを観てというより、フジテレビ系で放映している「はねるのトびら」というバラエティ番組の中の「ほぼ100円ショップ」というコーナーにゲスト出演した彼を見て好きになったというのが正しいんですが。

 「ほぼ100円ショップ」とは、100円ショップのようなセットの中で15点ほどの一見100円に見える品物を出演者がひとつづつ選びながら順番に買っていくというもの。
ただその中にアンティークな価値のある物や名匠の一品といった品が何点か紛れ込んでいてそれを買ってしまうと自腹を切って高額な代金を支払わなければならないというルールです。
つまり100円の品物が当たり、高額商品がハズレということです。

 さて、小泉君は少し前に上戸彩ちゃんと一緒にゲストとしてこのコーナーに出演していました。
小泉君確か4回ほど順番が回ってきたんですが、驚くべきことに全部高額商品を引き当ててしまったのでした!
何回もこの番組を観ている私もこうも全品ハズレを掴んだ人って見たことないぞ!
それもおずおず選ぶのではなく「これ大丈夫!」と自信を持ってズバっと決断をくだしたあげくだよ!(笑)
手持ちの20万円をはるかに超えた買い物になった上、上戸彩ちゃんにまで20万ほど借金することになってしまった…ここまで見る目がないのも珍しいんじゃないか?いや、ここまでいくと反対に妙な潔さまで感じられて天晴れというか、そんな世間知らずのお前はいったい何者!?という気もしてくるという…(笑)、とにかく強烈な印象を植え付けられました。
そう、それに間違っているんだけれどびっくりするくらい決定が早いし(よーく考えろ!と普通は突っ込まれるぞ!)、すごい決断力ある人なのよこの人(これって良いところか欠点か分からんけど…・笑)。
この番組で一気に私の中で好感度の上がった小泉君。(もう大笑いさせてもらいました!)
その目でドラマも観てみると、デビューした当時に比べるとずっとずっと役者が板についてきた感じです。
親の七光り云々言われていたけれどもう大丈夫なんじゃないかな。(贔屓目で見てるか私?)
少なくとも私は暖かい目で見守るつもりです(^^)。


3月6日     バブル?


 3月になっていよいよ春めいてきましたね。
時々寒い日ももちろんありますが、庭のバラたちも芽吹き始めているのを見るにつけ春の予感に今からウキウキし始めています。
去年、秋口にコガネムシの幼虫に根っこを食べられて枯れてしまったバラが2本ありました。
2本枯れてしまったんだから又今年の冬も補充してもいいよね…と自分に言い訳しながらこの冬購入した苗木が9本でした。
9本!!これって無茶苦茶まずいんじゃないでしょうか!もちろんいっぺんに購入したわけじゃないですが…、庭のスペースを考えると今でも狭いのに大丈夫なのか…?いや大丈夫じゃないだろう!(今、大いに反省してます^^;)

 こういった園芸植物はコレクション性があるというのがクセモノです。
そのことをこの頃つくづく感じさせるのがクリスマスローズという植物です。
何年か前から静かにブームになっているのは知っていましたが、最近八重咲き品種が出回るようになってからブームが特に加熱しているような気がします。
ヤフーのオークションで7万円ぐらいの値段がついている苗を見たこともありますし、普通の園芸店でも1万、2万円ぐらいの値段の鉢植えを見かけることも珍しくはないです。
珍しい花色、花弁の苗も量産されるようになれば値段も下がってくるはずですが、今はまだクリスマスローズはバブル絶頂期にあるようです。
幸い私はクリスマスローズにはハマっていません。
ごく安いのを(300円ぐらいで購入した苗)を3鉢ぐらい育てているぐらいなので今後もあまり危険物には近づかないようにしようと自らを戒めて暮らしています。

 年が明けてしばらくして「仮面ライダー」シリーズが新しくなりました。
新シリーズ「仮面ライダー電王」、1ヶ月ほど観た感想なんですが、これ結構面白いのではと思っています。
設定で今までとは変わっているなと思わされるのが主人公が変身するというようより、敵方と同種の怪物(?)に憑依されることで戦闘能力を持つということです。
憑依する怪物も今の時点では2匹なのですがおそらくあと2匹は現われそう。
今いるメインの憑依怪物の名前は「モモタロス」2匹目が「ウラタロス」。
私と子供は3匹目は「キンタロス」なんじゃないかとの意見で一致なのですが、4匹目はまさか「三年ネタロス」じゃ?おそらくないと思うけど「タツノコタロス」じゃ?と昔話の迷宮に迷い込んでしまっています。(笑)
とにかくなによりも気にいったのがメイン怪人の「モモタロス」のキャラクターの面白さでしょう。
とにかく腕っ節が強くて、気前が良さそうで、結構情にも厚そうで、「アニキ」的な性格、それでいて騙され易そうで、女子供には決して暴力は振るわなそうで、怪物といえども大変愛すべきキャラクターではありませんか。
登場場面の決めゼリフは「俺、参上!」「俺は最初からクライマックスだぜ!」であります。(笑)
願わくば、前作のようにシリアスな謎を詰め込もうとして物語の崩壊を招くというような轍を踏まないことを祈りたいと思います。

 前にも書いたキムタク出演ドラマ「華麗なる一族」、実はその後もたまに覗き見してました。
最初から最後までというふうにちゃんと一話一話を観ていないので、偉そうにあれこれ言えないのですが、このドラマって目立って音楽が多用されているのでは?
それも重厚な、やけにドラマチックな音楽が延々と大音量で流れていてその音楽に誘われるように風呂上りの私はテレビの間に引き寄せられていくのでありました。(そう、ちょうどこのドラマの時間あたりに私は風呂に入っているんです…^^;)
そのように断片的に観ているだけなのですが、なかなか面白そうな気もするぞ!と最近思ってます。
私が注目しているのは、キムタクよりも、キムタクの父役の北大路欣也さんの方。
役柄がああなんでしょうが、とにかく画面に映る顔映る顔、これぞ全力投球!という超シリアス真剣厳格顔なんですもん、こっちも同じく目を見開いて画面をにらみ返してしまいそうです。
そう、フワフワ気分で観てるとバチがあたりそうな気がしてくるくらい緊迫感が顔から出てるんです。
北大路さんの熱演には上記のモモタロスの決めゼリフ「俺は最初からクライマックスだぜ!」がよく似合うかもしれない。(笑)
熱演、決して嫌いではないので、これから最終回までの間、風呂上りに半分だけでも「華麗なる一族」観ようかと思っている私です。



2月20日     あるCMのこと


 実は私は編み物好きです。
最近は園芸の方に力をいれて、編み物の方はすっかりご無沙汰になってしまっていますが。
編み物好きな人々のあいだではこの人を知らぬ者はいないだろうという、人呼んでニットの貴公子広瀬光治先生のことについて一言物申したいと思います。

 最近先生が出ているCM、そうリーブ21のCMのことです。
テレビCMで先生がリーブ21の社長と髪のことについて話している内容から先生の頭髪が一旦は薄くなってしまったらしいこと、そしてそれがリーブ21で見事蘇ったらしいことが伺えます。
なんだかなぁ…ここで既にショックを受けてるよ私は…(^_^;)。
まあ、五十歩譲って、この位の内容ならしぶしぶ私も許せる範囲であるとしましょう。
しかし、一回だけ新聞の折込チラシを目にしたことがあるんですが、そこには先生のハゲ体験談と共に頭部を真上から撮影した写真が何枚かが掲載されていたのです。
頭頂部が凄くウスウスの写真から始まって、やや改善、そしてもう大丈夫だよフサフサ状態という具合に何枚かの毛再生過程の写真が並んでいました。
見た時相当な衝撃を受けましたよ!(笑)
広瀬先生!こんな写真をのっけてほんとにいいの!?と身内でもないのに非常に心配してしまいました。
元々常人にはない雰囲気をもった先生であり、ある意味ゴーイングマイウェイなところが魅力の先生なのですが、先生自身はチラシのコメントでも、あのCM同様全然ひるむことなく全てをオープンに語っているので、相当肝がすわっているのか、天真爛漫なのか!…やはり私のような凡夫には計り知れんなぁ…と思ったのでした。
とにかくリーブ21の広瀬先生が出ているCMを見るたびに、ファンとしては心穏やかならず、不安と悲哀と、それでいて髪が復活したのはまあ良かったですねという祝福と…なにやら複雑です!(笑)

 こっちは見るたび失笑してしまうCMなんですが、ナショナルの便器アラウーノの話。
アラウーノは汚れがつきにくい素材で出来た便器らしいんです。
それに便器自体に洗剤を入れる部分もついていて水を流すたびに洗浄してくれるらしい。
TOKIOの松岡君がCMに出ていて最後に決め文句「これからはトイレがトイレをアラウーノ!」と決め文句をのたまう!
これを聞くと、お笑い芸人のバカリズムの「トツギーノ」というネタを思い出して毎回失笑してしまいます。(トツギーノというネタは最初はハァ?という感じなんですが何度も繰り返されるうちに笑いが蓄積されていくという、妙に後を引くネタです・笑)
「トイレがトイレをアラウーノ」ってそのまんまじゃん!(笑)
直球ダジャレコースど真ん中って感じでしょうか。

 このネーミングセンス、小林製薬のベタなネーミング「熱さまシート」とか「サカムケア」「ミミクリン」なんかと同じ匂いがする。
ナショナル、お前もか!というところでしょうか。
ツッコミながらもこういうのは嫌いじゃないので今後もますます私を失笑させる名前をつけて欲しいもんだと思ってます。


2月16日     バレンタインデー


 最近のバレンタインデーって、友チョコというのが幅を利かせているようです。
中一の娘も女友達用としてチョコを用意していました。
ノリノリ気分というより、そうしないと気まずいとか、皆もするからとか、まるで大人世界のお歳暮のような雰囲気も漂っています。
なんだかなぁ…。
菓子業界の仕掛けと、その片棒を担ぐマスコミと、ある意味大衆操作か?!と思うような状況に陥っているのでは…。
 
 節分の時の恵方巻きという巻き寿司についても思っていました。
私は子供の頃、そんなふうに巻き寿司を食べたことは一度も無かった。
近所の子が食べてるよという話も聞いたことは無かった。
そのことについて夫に寿司業界(えっ、こんなのあるか?・笑)の陰謀説を振ってみたところ、意外な答えが返って来ました。
富山県出身の夫は子供の頃からちゃんと巻き寿司を食べていたというではないですか!
そうか、ちゃんと食べる習慣の地域もあるってことか…、おそらくそれを全国津々浦々に拡大しようとする業界の陰謀ということか!(私の主張はあくまで陰謀説か!・笑)
念の為に恵方巻きというのをネットで調べてみると関西地方の風習と書かれているのですが、私は和歌山ですけど…和歌山って確か関西ですよね。
大阪が元の発祥みたいなことも書かれているから、まあ関西といえども例外はあるのでしょう(^_^;)。

 とにかくテレビや雑誌で皆がやってるというのを見たり聞いたりすると引きずられがちです。
ああ、バカバカしい!と心の中で思いながらも、世の流れのまま流される方が世間と摩擦が少なくてよいのかもという気になってしまうんですよね。
踊らされてるなと思いながらもチョコも買ったりするし、寿司も食べたりしてますし…。
こんな私ってやっぱり事なかれ主義者だなぁ。

 先週の土曜日、私は娘にせがまれて彼女をカラオケに連れて行きました。
私ってカラオケって行ったことないんですよね。
いえ、ウチの家族で行ったことのある者は誰一人としていないんです。(笑)
娘はしばらく前からカラオケに行きたいんだ!と切望しておりまして、そんなにも行きたいのなら、その願いをかなえてやりたいもんだと思うものの、自身が行ったことないもんですから、なんか不安なんだよね…という葛藤に苛まれておりました。
しかし、あんまり行きたい行きたいとうるさいので、ここは勇気をもって行くか!ということでカラオケに連れていってみました。
もちろんカラオケはそんな怖い所ではなかったので安堵しました(当たり前ですよね〜・笑)
もう最初から最後まで(2時間でしたが)一人で歌いまくりの彼女!
家から歌うつもりの曲名をズラズラとしたためたメモを持って来ているのを目にしてちょっとびっくりしました。(なんと用意周到な!)
うーん、よっぽど歌いたかったんだね。(笑)
こんなことでこんなに喜ぶのなら又、連れていってあげようと思った私でした。
子供って面白いなぁ…(多分に親ばかの私・^_^;)。


2月8日     本の話


 最近読んだ本で面白かったものは村上春樹さんの「東京奇譚集」でしょうか。
氏の作品はごく初期の短編集とエッセイ集と長編では唯一「ノルウェイの森」を読んだっきり、その後は全然読んでいませんでした。
初期の短編、実は大好きだったんですが(特に「午後の最後の芝生」なんて最高!)長編を読む気力は私には全然なかった(笑)。
そうこうするうちに村上氏の本全般を手に取らなくなっていました。
久しぶりだねぇ…短編だし奇譚というのも私の趣味に合ってるし、ということで読んでみたのです。
うーん、やはり面白い。
文章も平易な言い回ししか使っていないようなのにどうしてこんな繊細な心の綾を描けるのだろう…行間から深い思いが立ち上ってくるようです。
読みやすいのでグイグイ読まされてしまうし、読み終えた後に気持ちが波立つようなそれでいて満たされたような不思議な感じがするんですよね。
ちなみに私は一つめの作品「偶然の旅人」が一番好きかもしれません。

 少し前に話題になっていた本で「話を聞かない男、地図が読めない女」を今頃読みました。
男女の差異をホルモンや脳の働きの違いなどを根拠にしてそれぞれの行動云々を書いている本です。
この中で女性は空間認識が弱いと述べられているんですが、私自身、運転していても道に迷いやすいとか、数学の立体について分野が特に苦手だったとか、思い当たることが結構ありました。
長年どうして?と思っていたことが解消されてちょっとすっきりした気持ちになりました。(じゃあ、私ってごくごく女らしいということかなぁ…笑)
もちろん全ての人がこの本に書かれているタイプに当てはまるということはないでしょうが、こういう考え方もあるというのを知るのも悪くはないですね。
男と女って人間としての存在は同等だけれども、心や身体はやはり同じではないと思うのでそれをしっかり踏まえたうえでの平等でなければ平等という不平等が押し付けられてしまうのではと改めて思ったのでした。

 ここで真打登場!最近読んだ本の中で一番楽しんだのは「別冊NHK趣味の園芸 バラ大百科」という図鑑のような本(笑)。
この本最近出たんですが、買おうかどうか迷っていたんです。
バラ本の決定版だ!というような話がいろんなところに書かれているのを読んで是非欲しい!と思いながら、値段が3360円と高額なので二の足を踏んでいたんですよね。
それが移動図書館のバスに積まれて来たのです!
早速借りて中身を吟味しました。
借りていられる2週間の間、徹底的に読みまくりました!(笑)
やはり値段だけのことはある内容でありました。
でも、自分で購入するか?!となると、やはりまだ決心がつかないかも…(^_^;)。
なにせ借りている間中何にもせずにとにかく読み倒しましたからね。
ちょっと満腹って感じかも…(私ってとても単純で幸せな奴かもしれない!・笑)


2月1日     ニュースのこと


 「発掘あるある大事典」のやらせ問題、確かにデータを捏造したあげくいかにも科学的根拠の元に視聴者を啓蒙するといった姿勢の放送内容はけしからんと思うのですが、あの番組ってなまじ高視聴率番組だっただけに余計大事になっているような気がします。
きっと制作側もネタ切れになっても止める決断がつかなかったんじゃないかなぁ…。
この番組ってバラエティの延長みたいなくせに、妙に検証とかを前面に出していたところが胡散臭かった(偉そうに〜!と反発しながらもたまに観ていた…^^;)。
よく考えてみればそんなに大発見なことが毎週毎週放送されるってこと自体不自然ですよね。
しかし、これを鬼の首でも取ったかのように批判報道している他の放送局も系列局や系列新聞社でヤラセ問題が過去にあったように思うので、自戒の念を持って問題を取り上げてもらいたいもんです。
正義の味方は我々だ!のような姿勢が恥ずかしい。

 テレビ番組自体、製作者側の何らかの意図の元に作られているはずなのでそれを全部鵜呑みに信じることは出来ないと常々思っています。
テレビだけじゃなくこの世の中の全てのことにそれはいえるかもしれませんよね。
何事も手放しで信じきるというのは自分で判断をするという責任の放棄になってしまうと思うのです。

 それにあえて言うならばこの手の番組や雑誌等でもよく特集しているような「楽して痩せる」ということ自体、なにか姑息な感じがします。
おそらく多くの人はある朝起きたら突然ドーンと太っていたということは無いはず。
日常の生活の積み重ねがその人の身体に表れているはずで、太ったとしたら太るような生活があったのでしょう。
もしも本気で痩せたいなら、それなりの決意を持って自分自身を律する心構えが必要なのでは。
そう、自分の身体は究極の自己責任です。
私自身、ベスト体重をうんと超えている現在、これは自戒の念を込めての発言です。(^^;)

 柳沢大臣の問題発言、よくもこんな叩かれるのが分かりきっている表現をしたもんですねぇ…(苦笑)。
確かに大失言だと思う。
でも、内心こう思っている人が世間には結構な数いそうだとも思う。
そういった世間の人たちへの見せしめとしても猛烈なバッシングで大いに反省してもらうのはいいと思うけれど、こんなことで辞任まではどうかなぁ?という気がする私は甘いのでしょうか…。


1月17日     テレビドラマ追加


 昨日の夜はフジテレビ系列の「秘密の花園」というドラマの2回目を観ました。
1回目も観ていたのですが、どうこういう気もあまり起こらないような内容だったのでここにも書き忘れてました(^_^;)。
なのに2回目も観た!(笑・ちょっと暇だった?)
すると1回目よりもずっと好感がもてました。
ドラマの設定に慣れたからかな?
やはり最低2回ぐらいは観ないと面白いかどうかは分からないですねぇ。
ただし私の場合その根気が最近なくなっているので困りモンなんですが…。
 主人公の釈由美子さんってなんだか独特の雰囲気ですよね。
感情があまり表に出ないような…オーバーアクトもどうかと思うのですが観ていてちょっと物足りない気もしなくはない。
それが彼女の個性なのかもしれないのでまあそれでもいいんですが…(^_^;)。
 このドラマはコメディタッチなので肩肘張らずにのんびりと見られるところがいいのかも。
しばらく続けて観ますよ。

 そういえば日曜日の夜にTBSの鳴り物入りのドラマ「華麗なる一族」を終わりの部分だけちょっと観て大爆笑してしまいました。
おそらく私はそこだけしか観なかったのでとても珍妙な印象を受けてしまったんだと思うのですが…。
 木村拓也演じる主人公とその父親(北大路欣也)が2人してとてつもなく広い豪邸の庭の鯉を飼っている池のほとりに佇んでいました。
その池には主のような巨大な金色の鯉がかつていたらしいのですが、もう十何年姿を見せないらしいのです。
もう死んでいるんではというキムタクの言葉に北大路欣也が「お前が手をたたけば出てくる」と言い張りキムタクは半信半疑手を叩きました。
しばらくすると近くで群れていた鯉の群れが一斉に姿を消し、水面がゴボゴボと泡立ち、とびきりデカイ鯉らしきものが現れこちらに向かってゆっくりと泳いでくるのでした。
鯉型ロボットでは?!と思わせるぐらいのデカさといい泳ぎ方といい!(笑)
それを2人は驚愕の表情で見つめ続けているのです。
特に北大路欣也は本当にビックリしてるぞ!!というような迫真の表情で!
この見つめ続けている時間が結構長いんですよ。
こんなにもこの場面に時間をかける必要があるのか?と観ている者に不安を感じさせるぐらいに!(笑)
ナレーターがその鯉の名前が「将軍」であることを含めたナレーションを入れ、次回へ続くという展開でドラマは終わっていたんですが、以上の場面がたいへんシリアスに演出されている分、余計に私と娘は笑いのツボにハマってしまいました。
鯉の名前が「将軍」というのも又、笑えた!
こういった大作めいた硬派のドラマはちょっと敬遠と思っていたのですが、別の意味で楽しみがあるかも…(笑)と思った次第です。


1月16日     「舞姫・テレプシコーラ」が面白い!


 山岸涼子先生の漫画「舞姫・テレプシコーラ」の単行本1巻を年末買って読んでしまってから久々に漫画にハマる醍醐味を味わいました。
雑誌「ダ・ヴィンチ」に連載されていた時からたまに立ち読みしていました。
でも、なるべく自分の趣味に走って単行本を集めるというようなことはしたくないと思いながら(経済的にも^^;)暮らしているので、惹かれる心にブレーキを掛けていたんですが、1巻目を丸々読んでしまったらもう猛烈に次も読みたくなってしまったんですよね。
ちょっとでも節約ということでブックオフなんかで続きを探して読み進めると、ああ!やはりとびっきり面白いじゃない!
 もともと山岸先生は贔屓の漫画家さんで、中でも例のバレエ漫画「アラベスク」は私の思い出漫画の中でもいちにを争う好きな作品でした。
その山岸先生のバレエ漫画となればこれが面白くなかろうはずが無いでしょう!(笑)
私はてっきり雑誌の方で連載が終了しているので作品が完結したと思い込んでいたのですが、第1部が終わっただけだったようです。
第2部が春から又連載始まるというのを知り、ちょっと複雑な気持ちです。
こんなに楽しませてもらっちゃったんだもの、2部も勿論読みたい!
かくして単行本を購入し続けることになってしまいそうです…(^_^;)。

 年末に東京で起こったエリート夫婦バラバラ殺人事件のことですが、妻が捕まってからワイドショーなんかで嫌というほど報道されています。
容疑者にあたる妻の肉声ということで友人が録音したテープが盛んに流されたりしているます。
逮捕にいたる過程でも友人たちがマンションの監視カメラを検証したりして容疑者の証言の矛盾を暴いたというようなことも報じられているのです(2時間ドラマの素人探偵のようだ!)。
うーん、なんだかこの友人たちにも違和感を持ちました。
マスコミに渡してる録音テープも何十分もの分量があるようですし…、どういうつもりでそんなものを録音していたのか、録音されていたことを妻は知っていたのでしょうか?おそらく録音されているなどとは夢にも思わず友人ということで喋っていたのでしょう。
…そういうふうに考えていくと相当怖いなぁと思う。
警察に情報提供というのは当然だとおもいますが、とても早い時点でマスコミにそういうの流すというのもなんだか嫌な感じ。
と言いながら、そういう番組観てしまっている私もそうそう偉そうなこと言えないか…。
このところの殺人事件を思うにいろんな意味で「病んでる」という言葉が浮かんできます。


1月12日    新ドラマのこと


 10日に日本テレビ系列の「ハケンの品格」を見て昨日はフジテレビ系列の「拝啓、父上様」というドラマを観ました。

 まず「ハケンの品格」は1回目としてはなかなか面白かったです。
私が働いていた頃には派遣社員はほとんどいなかった時代でした。(1984年から93年位の間です^^;)
私が辞める頃派遣会社に登録して働くというようなことをたまに耳にしたかもしれないくらいでした(都会ではいたのかもしれないですが私が住む地方ではそういう感じだった…)。
ですから私は正社員のことはある程度は分かるのですが、ハケンの人についてはほとんど分からないのです。
もちろん報道番組や新聞やらで大まかな状況を垣間見ることはあってもそれはほんの一面にちがいないでしょうから…。
そういうこともあって観るにあたってハケンって?という興味もあることはありました。
勿論ドラマ(フィクション)ですから極端な設定で問題提起しようとしているんじゃないかと思うので「こんな極端な人はおらんでしょ!」とツッコミながらもそれゆえの強引な展開を単純に面白がっていました。
うーん、2回目以降主人公の異常なかたくなさは変化していくのかなぁ?(笑)
次回も興味があるので観ると思います。

 「拝啓、父上様」の方は他の番組を観ながらチョコチョコと様子見したので、面白いかどうかはまだよく分からないです(^_^;)。
昔見た名作「前略、おふくろ様」が忘れられないのでちょっと観てしまったのかもしれない。
これって私のように「前略…」を知っている人をターゲットにしようとしている?(笑)。
2回目はちゃんと通しで観るつもりですが、チョコチョコ見では引き込まれ度が弱かったので見続けられないかもしれない…という予感も少しするのでした。(^_^;)
でも関ジャニの横山裕君の演じる役が物凄くバカっぽくて気にいりました。
横山君のこと眉毛薄いので好きじゃなかったんですが一気に見直しました(ごめんねそんなことで…笑)。


1月9日     大河ドラマ


 NHKの大河ドラマをもうずっと観てませんでした。
でも今年はちょっと観てみようかなと思っています。
主役が内野聖陽さんだからというミーハーな理由です。
私は「ミセス・シンデレラ」でのリアリティを吹っ飛ばすような王子キャラが今でも忘れられないので(滅茶苦茶ツッコミながらも気に入っていた!・笑)、テレビに内野さんが出ると聞くといつもちょっと嬉しいのでした。
 ということで、7日に第一回放送をしっかり観てみました。
「風林火山」、武田信玄に仕えた名軍師山本勘助の物語、戦国時代です。
いつも思うんですが、戦国時代のドラマって、冒頭はいつも戦場でドロドロに汚れて戦ったりしてるんですよね…。
特に大河ドラマは出世物語のようなのが多いので、主人公も最初は汚れた姿というのが定番なのかもしれない…。
今回も例外ではなくむさくるしい姿の主人公が描かれておりました。
おそらくしばらくはこんな調子で話が進むのだろう。
こういう過程を描かないと後の話の説得力とかがなくなるのだろうとは理解できるのですが、あんまり汚れ場面が続くと私は挫折して見なくなるかもしれない。(我がままな奴!・笑)
なんだかこういったむさくるしい場面ばかりではウキウキ感が持てない最近の私です。
昔はこういうのも我慢して見ていられたように思うのですが、この頃は特に苦手です(^^;)。話の方はさほど退屈しなかったので頑張って2話も観ますが、できればなるべく早くこざっぱりとした場面へと進んでもらいたいと願ってます。(3週このまま状態が続けばおそらく観るのを挫折するぞ…^^;)。

 年末年始テレビで観たスポーツで印象に残ったのは、まず浅田真央選手のフィギュアスケートの演技と、箱根駅伝での順天堂大学の今井君の快走でしょうか。
浅田選手がトリプルアクセルを完璧に決めた演技のあと感きわまって涙ぐんだ時、もらい泣きしたのはおそらく私だけではないでしょう!
ちなみに真央ちゃんのインタビューと、高校野球のハンカチ王子祐ちゃんのインタビューの時の雰囲気が似ているように感じるのは私だけでしょうか…(^^;)。
日頃から意地悪い目でいろんな人を見ている私なんですが、2人には好意的なんです。
 箱根駅伝の方は、なにも知らないままボーッと観ていました。
去年の選手の成績はもちろん、どんな道のりを走るのかも知らなかったというスポーツ音痴丸出しの私です。
いやーっ、そんなド素人の私も、今井君の走りには度肝を抜かれました。
中継しているアナウンサーの「山の神!」「箱根の神!」「箱根は今井の庭!」等の言葉を駆使した熱い中継に笑いました!
あんなに走れたらさぞや面白かろう…!
圧倒的に強いというのはなんか爽快ささえ感じさせますね。(とにかくスゴかった!)


1月6日     新年を迎えて


 今年のお正月もこれといったアクシデントにみまわれることなく無事に過ごせました。
良かった良かった。
年末に形ばかりのおせちを作りました。
実は恥ずかしいことですが、私は今まで栗きんとんというものを食べたことがなかったんですよね…。
毎年の我家のおせちの中にそれは入っていなかった…(笑)。
それが、年末あるチラシの端っこに栗きんとんの作り方というのが載っているのを目にして、そのレシピ通りに作ってみたのです。
結果…私は今年から栗きんとんの大ファンになりましたよ!(笑)
ちなみに、ネットでおせちアンケートなるものを見たのですが、おせちの中で一番好きなものは?というアンケートで、堂々1位をとっていたのがなんと栗きんとんではありませんか!
海老や、カズノコや金額的には高そうなものを押さえての1位か…。
やはり万人に愛される栗きんとんだったんだね、私も君の魅力に心をわしづかみにされたよぉ!!
きっと正月早々栗きんとんでこんなにも盛り上がっているのは私一人でしょう。(^_^;)

 さて、この年末にちょっと驚くことがありました。
それはうちの子供が少し前にある歌手の方に送ったファンレターの返事が届いたことです。
ファンレターを出すというので、「そういうものには返事はこないもんだよ」と妙な期待を持たないように言い聞かせた私でした。
それが私の予想を裏切って返事がきたんですよね!
勿論娘は大いに喜び(なんと泣いていた!)、おそらくこの歌手さんのますます根強いファンになったことは間違いなさそうです。
私の方はというと、この世の中そうそう上手くいくはずないじゃん、どうせ…なんて斜に構えて物事を見ていた今までの考え方を少し改めたかもしれません。
なんだかいつもよりもハッピー気分の年末だった我家でした。(^^)