雑記帳 2004年7月分


7月29日 失せ物あり!!


 BBSにも書いていたのですが、ややショックな出来事がありました。
実は私、外出先でデジタルカメラを落としたようなのです…。
落としたようなのです…というあやふやな表現は、今でもウソウソ!確かにこの手にずっと持っていたのに!!という気がするからなのですが…(往生際が非常に悪い!!・笑)。
暑かったからボーッとしていたのかなぁ。
それにしても、あの状況設定で落とす(置き忘れる?)なんてことは普通では考えられないんだけどなぁ…。
でも「じゃあ、どうだったんだ?!」と詰問されて記憶を辿ると妙にあいまいだったりして…(いや…私どうなってんの?・笑)。
おまけに最悪なことに落としたらしいと気がついたのも翌日になってからだったし。
この時点でも、家の中にきっとあるんじゃないの?という希望的観測のもとにドキドキハラハラしながら探し回っておりました。
しかしながら現実は厳しく徹底的探索にもかかわらず見つけることはできませんでした。
認めたくなくとも外で無くしたことを認識せよ!!(もちろんその外出先にも探しにいってみたのですが既に影も形も無かったです…)
考えられない状況にもかかわらずやはり私が落としたのですね。(ガックリ!!)
その日の内すぐに気がついていたらもしや見つけられたやも…、そう思うと自分のいい加減さに猛烈にへこみました。
日ごろから、いろんなものを放り散らかしている報いかもしれません(ショボーン…)。
ちょうど1週間前の出来事です。
やっと気持ちも落ち着いたような(笑)。
でも正直、このことについてはもうあまり考えたくないような気もします(もちろん反省は大いにしているのですが)。
考えると今も物凄く落ち込むのでした(当たり前ですよね…、ああ、みんな私が悪いんですもん!グスン…)。

 中島らもさんが亡くなりました。
中島らもさんは、以前から好きだったのでニュースを聞いてビックリしました。
肩肘はらないあの独特のスタンスが他にはない個性的なキャラクターでしたし、作品も好きでよく読みました。
不謹慎なことを言うと、「酔って階段から落ちて打ち所が悪かったらしく…」という亡くなり方も中島らもさんらしいような気もします…。
しかし52歳とはまだまだ若すぎます。
私にとって、らもさんの前にらもさん無く、らもさんの後にらもさん無しですよ。
ご冥福をお祈りします。


7月20日     ハリーポッター観ました


 子供と共に『ハリーポッター・アズカバンの囚人』を観に行きました。
なかなか面白かったです。
シリーズものならではの連帯感というか家族意識というか、安心感がありました。(その分、驚きは薄い?笑)
監督が代わったせいか前2作よりも映像などは、ややダークな雰囲気が出ていてそれも私にとっては好みに近づいたかもしれません。
シリウスブラックという脱獄囚の役にゲイリー・オールドマンが配されているというのも大変気になっていました。
ゲイリー・オールドマンといえば「レオン」の食えない悪徳刑事役や、「蜘蛛女」でのふりまわされ刑事役が特に印象に残っています。
「蜘蛛女」は映画自体、大好きです。B級バンザイ!ともいうべき映画。
ゲイリー・オールドマンも良かったけど、主役を演じるレナ・オリンにとにかく圧倒されました!。
究極悪女の、ある意味悪夢のような映画でしょう。(ここまで徹底して描かれると反対になにもかも吹っ切れて気持ちがいいというか…笑)

 さて今度の「ハリーポッター」ではゲイリー・オールドマンに関して言えば、全然オールドマンらしくなかったかも…(何を期待していた私!笑)。
原作は読んでいないので、シリウスブラックがどういうキャラなのかも分からないため多くは語れませんが、映画を観たところ、「なーんだ、とてもいい人じゃん」と思った私。
オールドマンもちゃんといい人に演じてたし…(もっとクセのあるのを期待していたのかも・笑)。
ちなみに私は密かにスネイプ先生が贔屓です(笑)。

 おそらく4作目も子供と一緒に観に行くでしょう。
原作本は、少し読みたいようで読みたくないような…。
話題の作品はリアルタイムで読むのがなんだか癪な気がするので(ひねくれ者め!)。
ブームが去った頃におもむろに読むというのが私のスタンスでしょうか。
「ハリーポッター」、映画はちゃっかり観てるのに本にはこの法則当てはまっているんですよね。
「世界の中心で、愛をさけぶ」も勿論読んでません。(映画も観てませんよ・笑)
こう書くと、筋金入りの偏屈者って感じですねぇ。
でも、実はそういった信念もあんまりないんですよね。
なんとなく読み損なっているだけ…?(笑)。


7月13日     マイブームは廃墟でしょうか


 何年か前に廃墟の写真集が密かなブームになっているというのをテレビで見たことがありました。
それを見たときもなにやら強く惹かれるものを感じていました。
少し前に廃墟ファン入門書ともいうべき(?)「廃墟の歩き方」栗原亨・著(イースト・プレス刊)という本を読みました。
それと前後して廃墟サイト(こんなのもあるんですね・笑)も幾つか覗いたりしておりました。
それら廃墟の写真等を見ていると不思議と気持ちが落ち着くような気がします。
これって精神状態ものすごく後ろ向き?という気もしないではないのですが…(笑)。
やや後ろめたさも感じながら、なお何やら惹かれるものがあるのです。
惹かれるけれど自分で探訪したいかというと、これはかなり退きますねぇ(笑)。
安全上も相当危険そうですし、勿論不法侵入になりかねませんし、おまけに心霊スポットとあい重なる部分もありそうですしね(ブルブル…臆病者ですから・^_^;)。
やはり傍観者として見てノスタルジックさを楽しむのがいいですね。

 つい最近、図書館で「GOTH」乙一・著(角川書店)を借りて読みました。
出た当時ちょっと話題になっていたので読みたいなぁと思いながら(もう随分前ですが…)、やっと読むことが出来ました。
感想は、面白かったけれど、ますます後ろ向きの精神状態に拍車がかかりました(笑)。
不健全な本と言っていいかもしれません(笑)。
「ZOO」もリクエストして借りようと思っていたのですが、しばらく間を空けた方がいいかな…。
なにか平穏な気分になるような本を読んで精神のレベルを平常心に戻してからチャレンジでしょう。

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