2003年9月分 雑記帳


9月29日     金ちゃん又、産む!そして、野村萬斎氏のこと


 金魚が又、産卵しました。
慣れというのは恐ろしいもので、私はヤヤッと思いながらも、いつも手順に従い黙々と水槽を掃除しました。
産卵に初めて立ち会った時(オーバーな表現です・笑)、卵を捨てることに大いに良心の痛みを感じた私。それが、本人(?)達が、産むそばから卵を自らどんどん食べてしまうのを目の当たりにしているせいもありますが、今では機械的に卵を掬い取っては捨てるという有様。
育てられないので捨てるのも致し方ないとはいえ、生命を扱うにはあまりにも無神経かと、反省しました。ああ…、でも、慣れとは、怖いです。
 それにしても、金魚、6回目の出産です!本当に何回産む気ですか…?私は困惑しているぞ!

 もうすぐ、映画「陰陽師2」が公開されそうです。
「陰陽師」一作目はテレビで放映しているのを観ました。
野村萬斎氏は安倍清明うんぬん以前に台詞がはっきり発音されることと、姿勢がすばらしくいいというのが印象的です。そのせいか、容姿だけならそんなでもないようなのに、やけにカッコイイです。
 NHKで稲垣吾郎君が清明を演じているのも観ました。吾郎君も嫌いではないのですが、ちょっと違うかな…という気がしていました。
 野村氏の方が私的には適役かなという気もします。(映画以前に自分の中にあるイメージとの差はどうしてもありますが、それは致し方ないことですし)
しかし、なんといっても、一作目で見終って一番印象に残ったのは、仇役の真田広之氏の熱演だったかも…(笑)。テンション高いよ…、一人だけ、浮いてるかもと思うほどテンション高いんだもの(笑)。
二作目は、中井貴一氏が仇役らしいですが、やはりテンションの高い演技を見せてくれるのでしょうか?映画館へは行かないと思うのですが、ビデオ化したら観たいです(コラコラ!)。

 野村萬斎氏はNHK教育テレビの子供向け番組、「日本語であそぼ」にもレギュラー出演(?)しています。
毎朝(月〜金)8時から10分位の番組で、野村氏は本職、狂言をちょこっと披露してくれてます。
番組は古典をはじめ、有名な文学作品の一節を取り上げ音読したりして、ディスカバージャパンという感じです(笑)。
子供の頃、こういうのを見て、有名な文学を音読するというのを遊び感覚でできたら、大きくなった時に古典にもとっつき易いのでは!…と思います。
 大人になってから、古典について、興味はあるが、とっつきにくいし…難しそうなので…というジレンマのある私などは、もう一度子供からやり直して、古典、及び古典芸能に違和感なく付き合える人になりたいと思うのでした。(一応大学は国文学だったくせに、ダメな奴です…恥ずかしいなぁ)


9月22日     電動歯ブラシ初体験、そして仰天ニュース!


 電動歯ブラシを初めて使ってみました。この歯ブラシ、実は4年ほど前に夫から誕生日のプレゼントにもらったものです。
なぜ…電動歯ブラシ…?夫曰く、「電気店のポイントが溜まってたんだ、その期限も近づいていたので…」とのことでした。
私は内心、もっと別のものが欲しかったような気がするぞ…、それに、なんじゃ、その電動ってのは!?手動で充分じゃろうが!などと昔かたぎの人のような考えが頭をよぎりました。
 もったいないから…と言いながら、今の今まで使わずに放置していた私。しかし昨今、電動歯ブラシにもデフレの波が押し寄せたのか(?)、安価なものもたくさん出回っているのを目の当たりにして、このままでは私の電動歯ブラシは宝の持ち腐れではないか!(オーバーな、笑)と思い、遂に使ってみました。
 山切りブラシ、歯周ポケットぶらし、回転ブラシがセットになっていて、まずは、山切りと回転を使ってみました。
感想は、回転ブラシって、どこがいいの???です。山切り君は、以前、歯医者で聞いた、歯と歯茎の境目を小さく振動さすように磨くのがいいですよとの指導にぴったりの磨き方が出来るような気がして、まあまあ気に入りました。しかし、回転君は…やたら激しく回転してます。口から少しでもはみ出ようものなら、歯磨き粉が飛び散りそうです。落ち着いてゆっくりと磨くという気持ちになりにくいです…。うーん、まだ君のよい所が理解できん!という感じです(笑)。
 夫は、ずーっと昔から、電動歯ブラシを使ってました。
私が、やっと使い始めたんだよと言ってみると、「電動歯ブラシを使い始めると、もう元へは戻れないよ」と断言するではありませんか。
そうかなぁ…?そんなにいいのか電動歯ブラシ?まだ三日目の私は、夫の言葉に大いに疑問を持っているのでありました。(使い続けるうちに、どう気持ちが変化するのか、我が事ながら楽しみですが・笑)

 最近、東南海地震の対策についてのニュースが、私の住む地方ではよく報じられています。
二日ほど前、ニュースを見ていると、京都の橋の耐震補強部分に欠陥が!というニュースをアナウンサーが読んでおりました。ボーっと、子供と共にそれを聞いていた私。
 すると、「補強部分に使われているボルトの長さが短かった」と…「45センチのところが9ミリしかなく…」、「エッっ?!」それを聞いて、私と子供はまさしく目が点になりました。
45センチが35センチ位なら、まあそういうこともあるか…(ほんとはダメだけどね)と聞き流せたでしょうが、45センチと9ミリ…、「アカンやろ!!それっ!!」思いっきりツッコミました!(笑)。
普通のニュース(ちなみにNHK)だったので、それはそのまま読み流されてアッという間に次のニュースに。
 9ミリで補強部分が、よくも止まっているなぁ…?いったい京都のどこの橋よ、それって?、私の脳裏では、次から、次へと疑問が渦巻くのでありました。
アナウンサーの読み間違えかとも思いましたが、訂正もなかったし…。
普通のニュースの中で、こんな物凄い事実が淡々と語られているのに驚き、ニュースはボーっと聞き逃せんぞ!と、改めて思った私でした(笑)。
       

9月11日     しゃっくりとアイスクリームのこと


 「雑学読本」(竹内均・著、三笠書房刊)という本を図書館で借りて読みました。
「トリビアの泉」好きの私と子供ですので、二人して、面白そうな所を拾い読みしていました。
 その夜、子供は風呂上りに突然しゃっくりが出ました。
しゃっくり…、突然始まり、止めようとしてもなかなか止まらないことも多いです。
子供は、おもむろに台所へ行き、砂糖をスプーン一杯ゴクリと飲み込みました(ポイントは唾液でぬらさず、乾いたまま飲み込むことらしいです)。
するとなんと、しゃっくりがピタリと止まりました!
実は、子供はこの雑学の本に書かれていたことを早速試したのです。
こんなに効くとは驚きです。
 本の記述を引用すると「これで、たいていのしゃっくりは止まるのです。」と断言してます(だめな時はもう一度しろと、言ってましたけど)。
読んだ時は「ほんまかいナーっ?!」とツッコミいれそうになってましたが、子供がピタリと止まったのでにわかに信じました。
しかし、疑り深い私のことです、一度ではねェ…。
もう一度止まるのをこの目で見れば完全に信じるでしょう。
我家では、その後まだ、その機会が訪れていませんので、誰か試してくれる人がいないかなぁ…(笑)と思ってます。

 夏といえば、アイスクリームの季節です。
私も子供もよく食べるのですが、ごくたまーにハーゲンダッツのようなチョット値の張るのを食べたりもします(いつもは、安いのを…、質より量さ!というような私達です・笑)。
濃厚な味が美味しいねぇ…、もっといっぱい食べたいねぇ…というのが、それに対する私達の意見なのですが。
 なんと、夫はそういうのが、ダメだと言うではありませんか。そういう濃厚アイスを食べると決まって腹具合が…と言うのでした。
牛乳も飲むとお腹がゴロゴロするので、そのあたりの塩梅かなあ…と。
安いバニラアイスは平気だそうです。うーん、そうか、そういう人もいたのか…。
気の毒なような、安上がりでいいなぁと思うような…(笑)。
 世の中、全ての人が、同じじゃないんだとしみじみ思ったのでした(あたり前ですが、ハッとさせられたというか…)。

戻る