2003年10月の庭

宿根朝顔ヘブンリーブルー

 今月取り上げるのは、ちょっと見には季節外れの雰囲気ですが、朝顔です。
実は、朝顔にも、いろんな種類があります。

 左側の写真は宿根朝顔です。西日本なら余裕で越冬できるのでは。私の住む地でもちゃんと越冬してます。
我家では、涼しくなってから咲き出してます。8月、9月の半ばぐらいまでは葉ばかりでつぼみがついてませんでした。近所で咲いている家も見かけましたが、我家のは今になってやっと花が!
生育が旺盛なので地植えが向いているというのを聞きました。我家は、あまり大きくない鉢に植えてたので咲かなかったのかも…、やっと咲いてくれてほっとしてます。

 右の写真の朝顔は、これまた別の種類で、こちらは種で育てます。西洋朝顔といわれるもので、名前は「ヘブンリーブルー」です。
これも咲き出すのが9月半ばぐらいからでした。これは毎年そのぐらいからしか咲かないので、私も平常心で見てました(笑)。夏に咲かないのは短日植物だからかも…?。昼間の時間の長さが開花に影響するというものです。
ツルの伸びる勢いが強くて、どんどん周りの物を伝って高い所へ昇って行きます。
名前の由来はそういうこともあるのかな?。天国の青って意味ですよね。
ちょっと素敵な名前だと以前から感心してました。
写真では、もひとつ分かりづらいのですが左のよりも、もっと空の青に近い色です。
さわやかな気持ちになれる青です。やはり、この色が名前の由来かな?
 前に取り上げた、「フライングソーサー」も名前で笑いましたが、西洋朝顔の仲間の紅色の種類は「スカーレットオハラ」という名前です(「風と共に去りぬ」の主人公の名前じゃない!)。花の名前(通称ですが)って面白いなと思います。
 時々、恥ずかしくなるような通称を付けられて花屋さんに並べられてる花もありますが…。(例えば初恋草とか…、まあそれはそれでいいんですが…笑)

ピート板まりも

 左の写真、こちらは種まきの様子です。ピート板という種まき用のグッズです。確かにこれに蒔くと発芽率が高いです。それに場所もとらないので、種をまとまって蒔く時期には使ってます。
本葉が出そうになると小さな黒いポリポットにそっと植え替えていきます。面倒ですがそうすると割と確実に育ってくれます。
いっぱい発芽してくれると嬉しい反面、そんなに植える場所ないし…と妙な心配もしたりします(笑)。
 
 右の写真は、私の大切にしているまりもです。生協のカタログを見て買った私(笑)。
大切にしているといっても、全然世話いらずです。気が向いた時に、たまに水を換えるぐらいでしょうか。水を換えるときに手のひらで、なでなでするのが良いと解説の紙に書いていたので実行する日もあります。そんな状況を想像するとちょっと笑えますよね(笑)。
たしかに、最初より大きくなりました。飼育(?)容器をもっとおしゃれな物にしようかなと思ったりして…、たとえばブランデーグラスとか(笑)。
でも、なんかそれも、笑えるよねぇと、我ながら思うので、もっと巨大化するまで、このままでいきましょう。
まりもをこんなに好きなのはどういう理由なのか…?本人もよく分かってません(笑)。

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