「君がいた夏」のことについて…

 最後までお読みいただいてありがとうございました。
24ページで読みきりで描こうと構想をねったのですが、いざ始めてみるとやはり難しい!
最初の構想では、ミステリーぽい学園舞台のものをと思ってました。
しかし、どうにも筋運びに無理があり(展開も強引過ぎたし)、無残にも挫折してしまいました。
それじゃ、もうちょっとまとまりやすい短さの案は…と考えて、描いたのがこの作品です。
ちょっぴりホラー風味(?)の物語でしょうか。(全然怖くはないですが…)

 登場人物が全部男子というのも、ひたすら自分の趣味に走ってます(笑)。
それに彼等が、全く現実味のない男子であることも。
一昔前の少女まんがの世界です。
私自身が、その世代の人間なので、描くものはいつもそういったものになってしまうようです。
作品は過激でもなく、しかし、可愛いといった作風でもなく、全くもって中途半端な感じだと我ながら思います。
あまり盛り上がってもないし、なーんだ…、そうなのかというような話です(汗ッ!)。
まあ、中途半端なのは本人の性格からくるものかもしれないなぁと思ったりもしますが(笑)。

 原稿はペン入れして、ベタを塗って、効果線をミリペンで入れて、それをスキャナーで取り込みました。
あとは、トーン効果が欲しい所に今回はグレーをPhotoshopElements1.0使用で塗り塗りしてみました。
最初はPixiaのテクスチャでトーンをとも考えました。
しかし、グレーの方が安易な方法だったので今回はやや妥協です(笑)。
1ページあたり平均40KB位に圧縮したのですが、中にはつぶれた部分もあるような…。
線や、台詞もぼやけてるし…もう少し、大きくても良かったのかな?このへんもちょっと悩みました。

 このあとがき部分も最後まで読んでいただいたあなた!本当にありがとうございました!

     2003年11月・記     KRANZの部屋の扉へ戻る